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安全な作りと評判!カラコンでよく見かけるサンドイッチ製法とは

ソフトコンタクトレンズの黒目にあたるところに色を載せて、瞳を大きく見せたりカラーを変えられるのがカラコンです。
ただ、目の中に入れるものですから、この色がついている部分が色落ちしてしまったら瞳を傷つけてしまうのではないか、そんな心配しているかたも多いでしょう。
そのため、カラコンはいつでも安全に装用できるように、載せている色が瞳に直接触れないように、色落ちしないように配慮された構造になっています。
その製法の1つが、サンドイッチ製法です。
サンドイッチ製法で作られているカラコンは、着色されている部分を2枚のレンズで挟み込み、圧力をかけて一体化させています。
文字通りに、パンの間に具が挟まっているサンドイッチのような作りで、レンズの表面も瞳に接する裏面もどちらも色素が表に出ることはないため、カラコン構造の中でも最も色素が漏れ出にくい製法です。
また、サンドイッチ構造の場合、厚みがあるのでレンズの形がお椀状に保ちやすいため扱いやすく、お手入れもしやすいので、2ウィークやマンスリータイプのカラコンにも適しているというメリットもあります。
一方で、安全性を重視したいかたには向いているものの、レンズが2枚重なっている分だけ厚みが出てしまう点には注意が必要です。
快適さを売りにしているレンズはどれも薄さを強みにしていますが、サンドイッチ製法のカラコンは装用時に違和感を覚えやすく、目の中でゴロゴロしたり、疲れやすさを感じやすくなります。
さらに、厚みがあるので酸素透過率が低下、つまり目が呼吸をしにくくなってしまうことから、瞳が渇きやすくなる点は気をつけなければなりません。
近年ではカラコン製造の技術も進化しており、サンドイッチ製法でありながら酸素透過率の高いレンズが出始めていますが、ドライアイが気になるかたは慎重に利用したほうがいいでしょう。
使用感については気をつけるべき点がありますが、安全性の高さでいえばとても優れているサンドイッチ製法の特徴を理解して、購入時の判断材料にしてください。